とうとう登場のヘプタゴン(七角形)プラグのノーマルカラーリング・モデルは、ズイールを代表するペ
ンシルベイト「テラー3/8」をヘプタゴン形状として全く新たに設計されたもの。では、通常のテラー
3/8 と較べて、このヘプタゴンモデルはどう違うのか?使い方も含めて解説しましょう。
●ヘプタゴンテラー3/8 三つの特徴
@幅の広いスキーイング・アクション
七角形の角(かど)を腹側に持ってくることによって、その角がキールの効果を生み、通常モデル
のテラー3/8 よりスキーイングの幅が広くなる。ボディが短いのに幅が広いスキーイングを出せると
いうことは、ランカーバスに口を使わせるチャンスが増えるということ。幅の広いスキーイングをさせた
い時は、ラインスラック(糸フケ)をしっかり出してやることが大事です。また、その逆に素早い連続ス
キーイングもできるので、色いろなリズムを複合させて魚を誘うことが出来ます。
Aダイビングが大得意
七角形の平らな面を上にしているので、その面で水を受けることもあり、ダイビングをさせやすく、ま
たダイビング状態を長く取りやすい(面で水の抵抗を受けて浮かび上がりづらいため)。ダイビング状
態をキープしたまま、水中で首振りドッグウォークを連続させることもさほど難しくない。
そのダイビング・アクションは、春や秋の低水温期だけでなく、バスが水面に出きらない時に絶大な
効果を発揮します。やや早めにリーリングするだけで、容易にダイビングさせることができます。
Bエッジによる音と泡
七角ボディが持つエッジにより、通常のペンシルベイトでは出しづらい「音」と「泡」を発すること
が可能。ポッパープラグやスウィッシャープラグとは違う「チュブッ」という感じの音そして泡は、バスが
水面で虫を食べたときの音と泡にも似ており、バスの捕食本能を刺激します。音と泡を出すコツは、
やや強めで短いアクションを付けること。音と泡を出したい時はリーリングの強弱のメリハリを意識しま
しょう。
このように、ヘプタゴンならではの様ざまな特徴を持つ「ヘプタゴンテラー3/8」。通常のテラーをた
だ単に七角形状にしたものではないのです。状況に応じて、これらの特徴を組み合わせれば、今ま
で釣ることができなかった一匹を手にすることができるはず。
また、このヘプタゴンテラーは、エキスパート・アングラーには色いろなアクションを使い分け、プラ
グを使いこなす楽しみを与えるだけでなく、ペンシルベイトの基本である首振りがひじょうに楽に演出
できるので、ビギナーやペンシルが苦手な人にもうってつけ。
さらに!実はこのプラグは、その形状によってキャスティング性能も良いのです。風切りがいいため、
遠投ができるうえ、まっすぐ飛ぶので狙ったところに入れやすい。プラグのアクション云々の前に、こう
いったことも重要なプラグ性能のひとつ。もっと言えば、面で反射するので、魚にプラグを認識させや
すいことや、プラグが浮いている時にちょっとした風や波でグラグラッとした怪しげな動きを見せること
などもヘプタゴン形状ならではの効果です。
S.カシワギいわく、このプラグの性能を最大限に発揮させるためのロッドとしては、「プッシュウ
ォーター」や「オールラウンダーライト」がお薦めだそうです。
解説:裄Vテル